H様邸 外壁・屋根塗装リフォーム事例

お客様のご要望 震災の時津波が押し寄せて床上1.0mまで浸水し、その後内部のリフォームは済まされたのですが外壁・屋根は手付かずでした。幸い、サイディング張りの外壁は津波による損傷は無く、モニエル瓦(平型)も破損などはなく全面的な塗り替えとなりました。

施主様としてはより耐久性に優れるスペックを希望されていた為、今回はモニエル瓦をエースペイント社の「モニエルサン瓦」の施工前下地材で塗り、仕上げ材は弱溶剤系2液型の「ファインシリコンフレッシュ」とし、外壁は微弾性フィーラー&水性シリコン樹脂の「オーディフレッシュsi100」とさせていただきました。
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事例

施工事例データ

施工箇所 屋根 84.6㎡(ブラック)、
外壁 115.0㎡ サイディング (シリコンクリアー)、
軒天 13.6㎡ (Hana-114)、
軒樋、竪樋、戸袋、破風、鼻隠し(ブラック)、その他の工事
工期 18日間
施工内容 強化シーラー、弱溶剤コロニアル屋根用シリコン樹脂塗料(屋根)、
微弾性フィーラー、水性シリコン樹脂塗料(外壁)、
水性エマルジョン塗料(軒天)、
ウレタン樹脂塗料(鉄部・塩ビ製品)
工費 101万5000円

ご提案内容 ネットよりお申し込みをいただいたお客様の屋根はモニエル瓦の平型タイプでした。モニエル瓦には山型と平型の2タイプがありますが、今回はエースペイントの「サン瓦」の下塗り・中塗り材を使用し、仕上げは日本ペイントの弱溶剤系2液型「ファインシリコンフレッシュ」をご提案させていただきました。

最も大事な工程は基材に載っている劣化したカラースラリー層を除去することにあり、高圧洗浄機で時間を掛けながら丁寧に作業を進めます。もし、脆弱なスラリー層が残ってそのまま塗装した場合、専用シーラーを塗っても密着不良を起こして剥がれの原因になりかねません。

今回の仕様の場合、密着性のいい「エクセルシーラー」を2回ローラーで塗布し、水性カチオン系の「エクセルガード」を塗布してから仕上げ材の塗布に掛かります。この厚膜型の「エクセルガード」は仕上げ塗膜を通過した水分を遮断し、カラースラリー層を溶かして剥離することを防止する為の中塗り材です。合計5回塗りの手間の掛かる作業ですが、塗膜剥離が問題となりやすいモニエル瓦の塗り替えには重要な工程です。
施工前はこちら

施工前 モニエル瓦(平型) 施工前 モニエル瓦の表層のスリラーは比較的劣化は進んでいませんでした。 施工前 北面などは藻付着が見られ、洗浄作業では脆弱化したスリラーと共に完全に除去する必要があります。
施工前 窯業系デザインサイディングは若干のチョーキングが見られます。 施工前 軒樋・縦樋は紫外線の影響で艶引け・褪色が進み、塩ビ製の樋は劣化が進んでいます。 施工前 サイディングの板目字&サッシまわりのシールはまだ弾力を失っていませんが、今後の事を考慮し全面的な打ち替えとさせていただきました。
施工中の様子

高圧洗浄完了後の様子です。 スラリーに浸透する専用のシーラーを2回塗布して密着を強化して固定します。 エクセルガード塗布完了です。
シリコン樹脂塗料の上塗りです。
施工が完了しました

施工完了です。仕上げ材には水性の1液型シリコン樹脂塗料もありますが、積雪の殆どない首都圏や西日本と異なり、雪害などの可能性を考慮すると弱溶剤系2液型アクリルシリコン樹脂塗料の方が密着性に優れており安心感があります。 施工完了です。 仕上げ材の弱溶剤系2液型アクリルシリコン樹脂塗料は光沢があり、中塗り材との密着も良好で耐久性も向上します。
施工完了です。 施工完了です。
施工完了です。 施工完了です。 今回は早めの梅雨入りとなりましたが、高圧洗浄の後1日の乾燥期間を置いてから下塗り材を塗布し、その後仕上げ作業に入りましたので工程上の問題は発生しませんでした。
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